みなさんは、「やんばる」を知っていますか?
やんばるとは沖縄本島の北部地域のことで、最近世界自然遺産にも登録されたホットな場所です。
沖縄に住んでいた私は、世界が評価する前に(笑)やんばるのスポットを巡りまくっていました。
住んでいたからこそ知った場所がたくさんあり、それまで旅行で何度も沖縄へ来たことがあった私でも、やんばるには発見ばかりでした。
沖縄のメジャーなイメージとはまた違った一面を持ちとても魅力に溢れるスポットのため、沖縄リピーターさんにもオススメです。
やんばるは人が少なくて静かなところが好きなので、個人的には本当は教えたくないスポットたちになりますが、溢れる魅力を皆さんに知ってもらえたら嬉しく思い、今回お話しさせていただきます。
この記事では、沖縄リピーター女子にオススメなやんばるのドライブコースをご紹介します!
目次
やんばるとは
「やんばる」は「山原」と書き、沖縄本島の北部地域のことを指します。
やんばるには森林や山などの豊かな自然があり、1200種を超える植物と3700種もの動物が見られる場所です。
日本全体で確認されている生物の種類に対して、鳥類は約半分、カエルは約1/4の種類が確認されるなど、いろ〜んな種類の動植物が生息や生育しています。
カエルってそんな種類いるんだ。って感じですが。
ちなみに日本一キレイなカエルもいるそうです。笑
”やんばる”と聞いて、多くの方が思い浮かぶと思われる「ヤンバルクイナ」は、やんばるの固有種で、ここにしかいない鳥です。他にも多くの固有種が生息していて、生態系という観点からも貴重なスポットです。
ヤンバルクイナは飛べない鳥として有名ですが、時速40キロで走るらしいですよ!
2016年に「やんばる国立公園」に指定されてからは認知度も高まりましたが、那覇空港から2時間〜3時間ほどの距離があるため、なかなか実際に観光に行く人は多くはない場所かと思います。
そんな手付かずの自然が生み出す固有種や独特の生態系が評価され、2021年に世界自然遺産に登録されました。
やんばるの他に鹿児島県の奄美地域(奄美大島や西表島など)と一緒に、世界遺産登録されています。
西表島のイリオモテヤマネコも有名ですね。
前日に名護に泊まろう!おすすめの宿
やんばるを楽しむためには、県北部の名護あたりで1泊して翌日午前中から出発すると、時間を有効に使えます。
そのため、前日から名護に宿泊されることをおすすめします。
まずは女子旅にオススメな名護の宿を2軒ご紹介します!
1.COZY STAY GROUP HOTEL HOUKLEA
2.白浜ホテル
それでは女子旅におすすめの理由を詳しくご紹介しますね!
COZY STAY GROUP HOTEL HOUKLEA
「COZY STAY GROUP HOTEL HOUKLEA」はアパートスタイルとなり、全客室家具家電がついていて暮らすように旅ができます。
2019年10月に新築オープンしているため、お部屋がすごく綺麗です!
カラフルなクッションやお花柄のシーツの模様、壁の装飾など女子の心をキャッチする内装になっていて、とってもテンションが上がります!
設備についても、乾燥機まであり水着や海用品も乾かせるので、沖縄旅行にはもってこいの宿だと思います。アメニティも充実しているので、少ない荷物で旅行することが可能なのがこの宿のいいところです。
・ボディソープ
・シャンプー・リンス
・洗顔ソープ(フェイス&ハンドソープ&シェービング)
・ハミガキセット
・カミソリ
・くし
・ブラシ
・タオル
・バスタオル
・ドライヤー
・スリッパ
・ハンガー
私が利用したのは1泊だけでしたが、長期滞在の場合もオススメ。すぐ近くには買い物できるお店が多数あるので、買い出しには困りません。飲食店もあります。
何かと荷物が多くなりがちな女子にとって、もろもろ現地調達できるところは魅力のひとつかと思います!
さらにオススメポイントは、全客室Netflix見放題なところ。部屋のリモコンからサクッと操作ができるのでとっても便利です。
夜寝る前に恋愛モノのドラマを見ながらキャーキャー言ったり、旅先でも女子会ができちゃいますね♪
もはや途中から私ここに住んでたっけ?というような感覚になりますよ。
さらにさらに非対面式チェックインのため、ロビーに並ぶことや書類を書くこともなく、チェックインに時間をかけずにお部屋までいくことができるのもオススメポイントのひとつです。
・オープン2年目の綺麗なホテル
・全客室、家具家電付き
・全客室、Netflix見放題
・非対面式チェックイン
・ホテルの周りは比較的栄えている
・長期滞在にもオススメ
では、実際に私が泊まった時の内容をお伝えします!
・女性2名で1泊
・素泊まり
・ダブルルーム利用
【料金】1泊 ¥6,800/室
- 2名宿泊のため、1名¥3,400です!
※食事の提供がない宿のため、食事はスーパーで惣菜などを購入しレンジでチンなどで対応(自炊も有り)
※ダブルルームでも、エキストラベットがあるのでベット2台として使用可
※部屋の間取りは1K (バストイレ別・独立洗面台)
23 m²ほどあったので、荷物を広げても充分くつろげるほどの広さでした!
白浜ホテル
白浜ホテルはちょっと昔にタイムスリップしたようなレトロな古民家風の宿です。
ビンテージの家具やおしゃれな内装が海外っぽさを感じさせ、緑の中にたたずむ建物は隠れ家的な要素もあります。
比較的静かな場所にあるので、ゆっくり過ごしたい方へおすすめの宿です。
敷地内には女子が好きそうなカフェラウンジがあり、内装がとってもおしゃれでどこを切り取っても絵になります。
さらに乙女心をくすぐるのが、朝ごはん。
海外でシェフのある経験オーナーさんが作る朝食は絶品で、朝ごはんのみ食べにくるファンもいるとのこと・・・!内容としては、その時々に獲れた沖縄の野菜やくだものを使ったフレンチテイストの朝ごはんです。
美味しいだけでなく、見た目も綺麗で写真映えすること間違いなし!
雰囲気も良くてとっても素敵な宿ではあるのですが、なんせ築50年なので所々に古さを感じるところも。注意すべきは、お風呂のお湯が出るのが遅いので、タイミングを間違うと水浴びになります。
それでも宿泊費がとっても安いので、もろもろ気にしなければかなりオススメな宿です。むしろちょっと話のネタになるので面白いと思います。
カフェラウンジの前には木のブランコがあったり、中庭も綺麗に手入れされているので、とても写真映えしますよ。ちなみに、ブランコには大人3人乗っても大丈夫でした!
中心地からはやや外れているので静かな場所ですが、徒歩圏内にコンビニやスーパーもあるので買い出しには困らないと思います。
・築50年ほどのレトロな造り
・写真映えする中庭や内装
・朝ごはんが美味しい
・一般的なアメニティや設備あり
・古いので新しい設備やサービスを求める方には不向き
・徒歩圏内にコンビニやスーパーがある
では、こちらも実際に私が泊まった時の内容をお伝えします!
・女性3名で1泊
・素泊まり
・洋室利用
【料金】1泊 ¥10,000/室
- 3名宿泊のため、1名 約¥3,300です!
※ダブルベッド1台+エキストラベッド1台
※部屋の間取りは1R(ユニットバス)
※お茶セットやイステーブルが設置してあって、ゆっくりティータイムが楽しめる
朝食をつける場合は+¥1,700で対応可能です!
地元民御用達の秘境スポットを巡るリピーターにおすすめのマンネリ打破コースの紹介と日程
名護スタートであれば、そこまで早く出発しなくても充分やんばるの観光を楽しめます。また基本的に人が少ないスポットなので、急いで行く必要もないかと思います。
おすすめの日程は以下の通りです。
【10:00】名護ホテル発
〜名護市内でお昼ご飯を購入〜
【10:40-10:55】①津波海岸(写真撮影/15分)
【11:10-11:40】②ながはま海岸ビーチ(散策/30分)
【12:40-13:30】③アダンビーチ(昼食/50分)
【13:45-15:15】④辺戸岳(プチ登山/90分)
【15:20-16:50】⑤大石林山(散策/60-90分)
今回ご紹介するやんばる女子穴場旅のコースを、赤いラインで表示してみました!
基本的には直進の一本道なので迷うような道はありませんが、秘境スポットのため見逃さないように注意です。
道のり | 進行方向 |
---|---|
名護市内ホテル | |
<国道58号線> | 直進 |
①津波海岸 | 左側 |
<県道70号線/国道331号線> | 直進/右折 |
②ながはま海岸ビーチ | 右側 |
<県道70号線> | 直進 |
③アダンビーチ | 右側 |
<県道70号線/国道58号線> | 直進 |
④辺戸岳 | 左側 |
<国道58号線> | 左折 |
⑤大石林山 | 右側 |
・大石林山は17時半までの営業となるため必要に応じて④と⑤を入れ替えましょう。
または1コースだったら30分ほどで回れるので、滞在時間を調整しましょう。
・食事どころがほぼないので、あらかじめ道の駅やコンビニで用意しておきましょう。
事前情報
海に入る場合は、水着など海用品も持っていきましょう!
⑤の大石林山以外は無料スポットですが、もろもろ含めた1日にかかる費用をお伝えします。
・レンタカー代 3,000〜3,500円/1日
・ガソリン代 約1,000円/台
・飲食代 約1,000円/人
・大石林山入場料 約1,200円/人
レンタカー・ガソリン代を人数で割るので、2人で行った場合は1人4,200円くらいですね!
沖縄旅行ではほとんどの移動手段が車のため、旅行プランのパックなどにあらかじめ含まれていることが多いですが、今回は参考として、おすすめの宿から近い場所にあるレンタカーショップの料金をお伝えいたします。
・ダイドーレンタリース名護営業所・・・軽自動車 ¥2,900+各種保証
・ニコニコレンタカー名護バスターミナル店・・・軽自動車 ¥2,860+各種保証
軽自動車であれば、保証をつけても1日借りても3,500円ほどでおさまるかと思うので、とってもリーズナブルです!
スポット紹介【1】地元民御用達!手付かずの個性的なビーチ3選
こちらでは次の3つのビーチをご紹介します。
1.津波海岸(つはかいがん)
2.ながはま海岸ビーチ
3.アダンビーチ
それでは詳しい解説をしていきますね!
①女子がハマりそうなフォトジェニックスポット【津波海岸(つはかいがん)】
マニアック度 | ★★☆☆☆ |
人の多さ | ★☆☆☆☆ |
ビーチの透明度 | ★★★☆☆ |
まったり度 | ★★★★★ |
写真映え度 | ★★★★★ |
・駐車場・・・ビーチの目の前
・海水浴・・・不向き
・設備・・・なし
国道58号線沿いにある津波海岸は、木が生えているのでわかりづらいのですが、ファミリーマートの目の前にあるのでそちらを目印にしてください。
車で中へ入っていき、海岸のすぐ近くまで行くことができます。車は砂場に停めましょう。
沖合には沖縄のメジャースポット古宇利島が見えたりと、景観も楽しめます。
こちらのビーチは、割と大きめの石がゴロゴロしているので海水浴には不向きだと思います。シャワーやトイレもないのでここで泳いでいる人は見たことはないです。
ほとんど観光客も来ない場所だと思うので、ここも静かに過ごせるビーチのひとつです。
木も生えているので木陰もあり、日差しも避けてゆっくり過ごせます。
なんといっても、木から下がっているブランコがとてもフォトジェニックなので、ぜひ写真を撮りに立ち寄ってみてください。
②沖縄っぽくない!?海以外の映えスポット【ながはま海岸ビーチ】
マニアック度 | ★★★★☆ |
人の多さ | ★☆☆☆☆ |
ビーチの透明度 | ★★☆☆☆ |
まったり度 | ★★★★☆ |
写真映え度 | ★★★☆☆ |
・駐車場・・・広い駐車場あり
・海水浴・・・不向き
・設備・・・トイレとシャワーあり
津波海岸とは反対の東側にあるながはま海岸ビーチは、観光客はほとんどいない静かなビーチです。
120段ほどの階段を降りたところに現れるので、ひっそりとしていて秘境っぽさもある場所です。
階段は舗装されていてめちゃめちゃ綺麗なんですが、降りるとTHE自然というようなところで、そのアンバランス感が面白いです。
海よりも、ビーチ側にある地層がダイナミックでかなり壮大な写真が撮れました。
なんだか、沖縄っぽくないですよね。
ちなみにこちらが120段の階段です。
階段を降りる時はワクワクの気持ちが勝ってどんどん進めるのですが、戻る時に階段を下から見た時は結構しんどいです。上る気削がれますね。
この階段もフォトスポットなので写真を撮りながら、うまくモチベーションを保って登ってください。
ビーチにはもちろん監視員などはおらず、もはや何もありません。
ただ、階段を降りる前にある駐車場にシャワーとトイレがあります。ビーチの雰囲気の割に綺麗に整備されているので、安心して遊泳も楽しめますが、お伝えしている通り誰もいないので気をつけてくださいね。
魚は少なそうだったので、シュノーケルなどをしても魚の観察は難しいかもしれません。ただ、海水は透明度が高いのでパシャパシャと水につかるのは気持ちが良いです。
私たちは、ここでは泳がず岩場で楽しむことが多かったです。
沖縄住みからすると、海で遊ぶだけじゃないんだぜ!ということらしく、マイナーな遊び方を伝授してもらい面白かったです。
③まるでプライベートビーチ!【アダンビーチ】
マニアック度 | ★★★☆☆ |
人の多さ | ★☆☆☆☆ |
ビーチの透明度 | ★★★★★ |
まったり度 | ★★★★★ |
写真映え度 | ★★★★★ |
・駐車場・・・あり
・海水浴・・・オススメ
・設備・・・トイレとシャワーあり
アダンビーチも静かで人の手が入っていない美しいビーチで、沖縄本島最北端の”辺戸岬”の手前にあります。
那覇空港からは2時間半くらいで、沖縄本島ほぼ縦断のような道のりのため、観光客はほぼいません。
道路沿いにあるもののほぼ車は通らないので、まるでプライベートビーチのような雰囲気でとても静かです。
ぱっと見何もなさそうですが、管理棟や展望台、キャンプ場などがあり、意外にもさまざまな用途で楽しめるスポットです。
トイレとシャワーは無料で使用でき、男女で分かれているのもポイント。人も少ないのでシュノーケリングや遊泳にも適していると思います。
ただ、公共ビーチでは無く監視員などもいないので泳ぐ際は注意が必要です。
BBQなどをする際も、近くにお店はないので用意してから行きましょう。
車で7分走ったところにある”奥共同店”というところで食材や日用品が買えますが、島のお店は臨時休業があったり、品揃えもそこまで多くない場合があるので、あらかじめ調達してから行くことをオススメします。
でも、何もないのが島のいいところ!
ベンチや流木など写真映えしそうなスポットがあるので、とにかく写真を撮りましょう。泳がず過ごしても良いでしょう。
海の色が抜群に綺麗なので、めちゃくちゃいい写真が撮れるはずです。
海に向かって左側のビーチの端に岩の道があり、そちらを登っていくと滝のようなものがあります。
何気にいい景観なので、ビーチと合わせて行ってみるのも楽しいと思います。
ビーサンで登れるので、興味がある方はぜひ進んでみてください。
ビーチの名前にも入っている”アダン”は、熱帯や亜熱帯の海岸沿いに沿いに生育する植物です。
見た目がパイナップルに似ているので美味しそう!と思うかもしれませんが、食用には適しません。
マンゴーにも見えますね!
甘い香りもするので一度はみんなトライしますが、撃沈します。
パインのように食べようとすると硬いです。
フルーツとしてそのまま食べようとすると残念な感じがあるアダンですが、内側の食べられる部分を取り出して煮物を作ったりする習慣も沖縄ではあるそうです。
ただ、手間がかかるため食す方は多くないとのことです。
次のスポット辺戸岳にはトイレがないため、アダンビーチで済ませておきましょう!
スポット紹介【2】緑に囲まれた世界遺産の秘境を探索!
こちらでは次の2つのスポットをご紹介します。
1.辺戸岳
2.大石林山
それではこちらも詳しい解説をしていきます!
④沖縄で登山!一味違った楽しみ方をしたいならココ【辺戸岳(黄金山)】
マニアック度 | ★★★★★ |
人の多さ | ★☆☆☆☆ |
アドベンチャー度 | ★★★★★ |
まったり度 | ★☆☆☆☆ |
写真映え度 | ★★★☆☆ |
・駐車場・・・2・3台分ほどのスペースあり
・設備・・・なし
辺戸岳または黄金山(くがに山)というこのスポットは、琉球を創ったアマミキヨが降り立った場所とされ、辺戸御嶽または安須森御嶽という別名も持ちます。
4つも名前がある場所なんですよね。
御嶽とは「ウタキ」とよみ、神を祀る神聖な場所のことをいいます。
辺戸岳に登るには、国道58号線沿いにある脇道から入っていきます。看板などは特にないので見逃しがちですが、スロープがあるのでそれを目印にしてください。車を停めるスペースは2、3台あります。
スロープの後は岩がゴツゴツしていたり斜面を登ったりと、シンプルに登山です。40分ほど登ります。
普通に岩やロープを掴んだりするので軍手をしていきました。
靴で行ったほうがいいですが、ビーサンでいった強者もいたのでサンダルで行けない事もないです。
服装については、短パンTシャツで大きな問題はなかったですが、蚊に刺されたり枝などで怪我しないように気をつけてくださいね。
できれば長袖がいいと思いますが、夏場は暑いので熱中症などには注意してください。
頂上は360度の眺望で、沖縄最北端の辺戸岬ややんばるの森、大海原の先には離島も望めるスーパービュースポットです。
もちろん日除けはないので、日差しサンサンです。
スペースもそこまでないので、人がきた場合などは譲り合いましょう。
おそらく、ほぼほぼ人は来ないと思いますが。
登っている途中には拝所が点在していて、とても神聖な雰囲気が漂っています。
2つの御嶽の名を持つように神様に祈りを捧げる場所のため、失礼の無いように厳粛な心で登りましょう。
⑤アドベンチャー気分を味わえるパワースポット【大石林山】
マニアック度 | ★★☆☆☆ |
人の多さ | ★★☆☆☆ |
アドベンチャー度 | ★★★★★ |
まったり度 | ★☆☆☆☆ |
写真映え度 | ★★★☆☆ |
・駐車場・・・あり
・設備・・・トイレあり
大石林山は、沖縄にこんな場所があるのかと思ってしまうほどの見た目で、岩がゴツゴツしています。
東京ドーム約11個分の広さのなかに巨大な岩山や亜熱帯の森があり、かなりダイナミックなスポットです。
この岩山は、2億5万年前の石灰岩が長い年月を経て雨水などで侵食されてできたもので、自然の凄さを改めて感じることができますよ。
石灰岩が侵食されてできた地形のことをカルスト地形といい、大石林山は世界最北端の「熱帯カルスト地形」といわれています。
【熱帯カルスト地形とは】
熱帯は降水量が多いので石灰岩の侵食が進みやすく、斜面が急なカルスト地形ができます。
それを熱帯カルスト地形といいます。
侵食が進みまくったのか、大石林山のカルストはとっても尖っています。どこかのテーマパークのアトラクションのような壮大な見た目で、作り物のようです。
大石林山内には40箇所もの”ウガンジュ”と呼ばれる拝所があり、パワースポットとしても人気です。
縁結びや子宝祈願などが有名でスピリチュアルツアーなどもあるほどです。
女性が好きそうな、パワースポットですね!
かなり広大なスポットなため散策コースがいくつかありますが、それぞれ30分ほどなので、1日で全て回ることもできます。
バリアフリーコースもあり、ほとんどが歩きやすい道ですが、一部ゴツゴツして歩きづらい道もあるので、できれば靴を履いて行った方がいいです。
途中にある展望台からは、大海原とともにやんばるの絶景を見ることができます。
展望台は日差しがとんでもなくて、めちゃくちゃ暑かったのですが、この絶景で疲れが吹っ飛びました。
そこそこ狭いスペースですが、結構な長時間いた気がします。
大石林山は、辺戸岬から車で約5分ほどの場所にあるので、那覇空港から3時間ほどかかり、ここもまた観光するには遠い場所かもしれません。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は、世界自然遺産にも登録された「やんばる」についてお話しさせていただきました。
みなさんは、知っているスポットはいくつあったでしょうか。
名前は聞いたことがあっても、行ったことがなかったり、具体的にはわからなかったりした場所があったのではないでしょうか。
魅力あふれるやんばるに行きたくなった方も多いかと思いますが、世界遺産に登録されたということは今の状態を維持していくことが大切なので、自然を汚したり傷つけたりすることのないようにしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。