世界自然遺産の屋久島は、旅好きなら一度は行ってみたい場所だと思います。
でも屋久島って10時間の縄文杉トレッキングをしなきゃ楽しめないよね、、とお思いの方、そんなことはありません!
本格的なトレッキングをしなくても、屋久杉などの屋久島ならではの自然を近くで見られる場所や、車でラクして楽しめる方法がたくさんあるんです。
元旅行会社社員で、プライベートでも1年に10回以上の旅行に行き、
屋久島にもオールシーズン訪れたことのある、旅のプロが楽しみ方を教えます。
縄文杉トレッキングについても、長時間歩くものの初心者さんでもきっと楽しめます。
高校卒業以来これと言った運動もせず、
約10年かけて仕上げたわがままボディを持つアラサーの私でも、
22nm10時間トレッキングをコンプリートすることが出来ました。
さらに屋久島は、大学で4年間地理学を学んでいた私にとって、地理的観点から見ても面白い島です。
そんな屋久島の魅力について、ドライブスポットやトレッキングの実体験からご紹介させていただきます!
世界自然遺産・屋久島
屋久島とは
鹿児島県から65kmほど南に位置する屋久島はほぼ円形の島で、全面積の9割が1000m以上の山々に囲まれています。
この地形から 「1ヶ月に35日雨が降る」といわれているほどたくさん雨が降り、木々が育ち豊かな自然が広がっています。
たしかに、晴れていたと思っても雨が降ったり、山の麓は天気が良くても山頂付近では雨雲が立ち込めていたり、
3日間ほどの滞在で雨の島であることを身をもって実感しました。
通常の樹齢が300年ほどのスギがここでは1000年を超え、屋久島のシンボルとなっている縄文杉は7200年もの年月を生きてきたといわれています。
そんな神秘的な屋久島における地理好き的おもしろポイントは、気候です。
1800mほどの山の頂は、”亜寒帯”という北海道と同じ気候区分になります。
一方、人里のある麓にはハイビスカスやブーゲンビリアなどが咲き、温暖で沖縄に近いような気候です。
屋久島は、日本と北から南までの自然がギュッと詰め込まれている島のようです。
私はこれを知った時、テンションが爆上がりしました!!
みなさんもそんな不思議な島行ってみたくありませんか?
神秘的で不思議な屋久島は、固有種などのここでしか出会えない生態系や独特な気候区分などが評価され、1993年に世界自然遺産に登録されました。
アクセス方法
鹿児島県から、船か飛行機でのアクセスになります。
飛行機は鹿児島空港から35分ほどで到着となるので、滞在時間を重視したい方は飛行機をオススメします。
羽田からのアクセスは、羽田→鹿児島→屋久島(3時間〜4時間ほど)となります。
高速船についても所要時間は 1時間45分ほどで、そこまで時間がかかってしまうこともないので、料金重視の方は船旅を検討してみても良いと思います。
屋久島はダイビングも有名なのですが、
ダイビングをした当日は飛行機に乗れないので、船を利用する方も多いようです!
屋久島空港
空港はめっちゃ小さいです。
保安検査場を除いたスペースは広めのコンビニくらいで、売店とレストランがあります。
そんな規模感で航空会社のカウンターと待合椅子が5・6個あるくらいなので待機する場所は、ほぼないです。
到着後は速攻で空港の外に出るかたちになります。
復路については、保安検査場を通り過ぎた後の搭乗待合室も、椅子と自動販売機が設置してあるのみで狭いので、飛行機の時間ギリギリで到着するといいと思います!
空港の入り口あたりにレンタカーやさんや宿の方が待っていたりします。
私たちは空港目の前のレンタカー屋さんで手配していたので徒歩で向かいました。
待ち時間がないのでオススメですよ!
空港を背にしてそのまま反時計回りに島を進むと、街中へ入って行きます。
サクッと回れるおすすめドライブスポット!
隣の島まで見える!「屋久島灯台」
意外にも盛り上がったランキング上位スポットです。
まさかの木々や苔などの緑たっぷりではないところで、めちゃくちゃテンションが上がりました。
屋久島灯台は、島の西側にある永田集落から程近く車でアクセスできます。
灯台にたどり着くまでは道が狭く、やや薄暗いので運転には注意してください。
内部には入れないのですが敷地内には入れるので、灯台のすぐ近くまで行くことができます。
真っ白い灯台は教会のように美しく、写真映えしまくったので、何枚も写真を撮ってしまいました。
断崖絶壁に建っている灯台のため、そこから見える景色は絶景で、海はもちろん山々の壮大な景色が飛び込んできます。
緑のなかに見たことのないような山肌があったり、
さすがたくさんの気候区分のを持つ島だな~というような感じでした。
地理好き的にアツかったのが、灯台の裏手から口永良部島が見えたこと。
口永良部島は火山活動が活発で、肉眼で噴煙まで確認できたので、1人で興奮して結構な時間を費やしました。
トレッキングしなくても屋久杉を堪能できるありがたいスポット「ヤクスギランド」
遊園地のようなネーミングですが、アトラクションはなく屋久杉が生えまくってるスポットです。
トレッキングはちょっと、、、という方にもおすすめで、車で入り口まで行くことができます。
30分、90分、150分コースなど、その時の気分や旅程に合わせて、お気軽~がっつりまで幅広い楽しみ方ができます。
30分コースくらいだと、歩きやすく整備された道となっているので高齢の方でも安心して自然を楽しむことができます。
実際私の母は足が悪かった時に旅行に行き、杖をつきながら歩いていたのですが、30分コースでは危ないところもなく充分楽しめました!
本格的なトレッキングに参加しなくとも、数えきれない無数の屋久杉を見ることができ、一発で屋久島の自然を存分に堪能できるので、一度は訪れたいスポットになります。
ヤクスギランドの入り口から道路を挟んで反対側に建物があるのですが、 1階が売店、2階が小さい資料館になっています。
売店では屋久杉で作られたキーホルダーや食器などが販売してあり、見るだけでも楽しいですよ!
マイナスイオン全開の滝壺が目前!「大川の滝(おおこのたき)」
日本の滝100選にも選ばれている大川の滝は、88メートルの高さがあり、その断崖を滑り落ちる水のダイナミックさに圧倒されます。
滝壺まで近づけるため、勢いよく落ちてくる滝を間近で見られます。
水しぶきが飛んでくるほどの距離まで近づけるので、マイナスイオン全開です。
駐車場から滝までは近く平坦な道なので、お子様や高齢の方にも無理なく楽しめると思います。
駐車場が狭く観光客が重なると混雑するので、その点だけご注意を。
ちなみに、まあまあキレイなお手洗いもあります。
サルとシカの共同生活ゾーン!リアルサファリパーク「西部林道」
島の西側に人家のない道が約17km続いており、「西部林道」と呼ばれています。
この道は、照葉樹林の木が茂っていて、野生のシカやサルが暮らすスポットとなっています。
照葉樹林は、日本の基本的な気候である”温帯”に生える樹木で、どんぐりを作るブナの木などがそちらにあたります。
西部林道は、ドライブやサイクリングで通る方が多いと思いますが、道のど真ん中でサルが毛繕いしていたり、鹿がのっそり歩いていたりとなかなか通り抜けるのが難しい道です。
そもそも道が狭いので、対向車に気をつけつつ、サルとシカにも目をくばりながらの通行になるので、若干のスリルはあるかもしれません。
それでも、豊かな自然や野生動物などのふれあいなど、屋久島ならではの体験ができるスポットなので、是非訪れてほしいです。
サルやシカの暮らしに私たちがお邪魔している身なので、不用意にクラクションを鳴らしたり、手荒い方法でどかすのはやめましょう。
私たちはお猿さんを見つめながらジリジリ近づいていくことを試みたのですが、みんな察して避けてくれました。
動物にも心は通じます、きっと。笑
日本一のウミガメの産卵地「永田いなか浜」
日本一のウミガメ産卵地として知られているこのスポットは、ウミガメの卵を守るために浜の一部に囲いがしてあります。
屋久島の海岸線は崖になっているところが多いため、砂浜になっている場所は貴重ですが、ここには1kmほどの砂浜が続いています。
入り口にウミガメのモニュメントがあり、ウミガメに会いに多くの観光客が訪れる場所の 1つとなっています。
ウミガメの産卵の様子は、ウミガメ観察会というツアーに参加することで見ることができます。
シーズンは5月〜7月頃、20時〜23時までの時間の中で、ウミガメの産卵に立ち会えるかもしれません。
もちろん海も綺麗で、ビーチだけ見るとまるで沖縄のような雰囲気でした。
遠くには口永良部島が望めますが、灯台から見たほうが眺めがいいです。
ガイドブックには載っていない、地元民のみぞ知る場所「名もなき堤防」
おそらく名もなき堤防です。
永田いなか浜で偶然出会った地元の方が連れて行ってくださった場所なので、もしかしたら地元の方しか知らない場所なのかもしれません。
永田いなか浜から島を反時計回りに進んで5分ほどの場所に、県道78号線から右に逸れる道があり、そこを進むとたどり着きます。
何もない所なので、海風にでもあたって日向ぼっこでもするか~程度に考えていたのですが、
なんとここは、海と山を空を一気に写真に収めることが出来るウルトラフォトジェニックスポットでした。
そして、ここで見る海は本当にきれいです。カキ氷のブルーハワイシロップのように青かったです。
とても静かな場所で観光客もいないので、地元の方は普段ここで風にあたりながら、
まどろんだり考え事をしたりしているんだろうな~と思いました。
島暮らしってすてきですね。
ジブリの世界!もののけ姫の舞台「白谷雲水峡」
よくポスターなどにも使用されている白谷雲水峡は、ジブリの”もののけ姫”の舞台となったといわれています。
特に、「苔むす森」というスポットがもののけ姫の雰囲気が強く、観光客やジブリファンの間では有名のようですが、ここまでいくには片道2時間ほどかかります。
正直なところ、もののけ姫っぽいところは至る所にあったので、私は苔むす森まで行かなかったです。笑
苔むす森まで行かずとも、”二代大杉”や”ひりゅう橋”など手前に見どころスポットがたくさんあるので、程よいところで引き返してきても充分楽しめるスポットです。
ここのスポットは、木々や苔などの美しさはもちろんですが、川の水がきれいで驚きました。
透明度が高いエメラルドグリーンの水が上流から流れ続けているので、寄せては返す海とはまた違った良さが楽しめますよ。
まあまあな序盤で、まさかここを歩かないよね?みたいな岩を登っていくようなところがあり、つい笑ってしまいました。
見た目はレベル高そうに見えますが、足が悪かった私の母も登れたのでチャレンジしやすいかと思います。
ただ、舗装されているわけではなく割とただの岩であるのと、湿気の多い島なのですべりやすくなっていることもあるので、足元には十分注意してください!
いざ行くぞ!往復約10時間の縄文杉トレッキング!
縄文杉トレッキングは、往復約22キロで、約10時間歩きます。
こんな風に文字で書くとビビりますが、実際のところそこまで過酷ではないので大丈夫です。
縄文杉トレッキングをしたい場合、まずは事前にツアーに予約しましょう。
個人でも行けるようですが、ガイドさんの説明でいっそうトレッキングの楽しさが深まりましたし、言っても登山ですので、安全面を考えてもツアーの参加がオススメです。
私たちは、フィールド&マウンテン屋久島を利用しました。
ガイドさんがとても個性的で面白かったです!
準備
ツアー申し込み時にレンタル希望を出し、装備一式借りました。
トレッキングの前日には宿に届くように手配されていたので、事前に試着したりできてよかったです。
レンタルすることで、旅行の荷物が減らせてよかったです。
さらに雨の多い屋久島では、トレッキング中にびっちょびっちょのドロドロになってしまうこともあるのですが、そうなった時でも、基本的にそのまま返却できるのでとてもありがたかったです!
・登山靴
・雨具上下
・ショートスパッツ
・ザック(ザックカバー付)日帰り20L
・トレッキングパンツ
・着圧タイツ
・手袋
・帽子
ここで、声を大にしてお伝えしたいことがあります。
靴下は、足首まで覆うもので!
電子機器は、超防水対策を!
靴下はくるぶしソックスではなく、足首まで覆うものにしてください。長時間歩くので、直接肌と触れ合う部分があると靴擦れする恐れがあります。
なぜか私は帰り道の途中で突然靴擦れを起こし、傷は小さかったですがめっちゃ痛かったです。
靴擦れはテンションがダダ下がるので、少しでも憂いをなくすために準備をしておきましょう。
さらに、雨の島の名の通り、雨にめちゃめちゃ降られることがあるので、スマホやデジカメなどを持っていく場合は、超防水対策が必須です。
ザックカバーもレンタルさせていただけるのですが、ザックカバーだけでは防げないくらいの雨量の中、長時間のトレッキングになる可能性もあります。
その場合、普通に収納しているだけではザックの中が水浸しになり、電子機器がやられます。
ちなみに私たちは、ザックが絞れるくらい雨に打たれました。
私は、スマホをジップロックに入れていきました~!
友人は、なぜかiQOSをザックの中に入れていたのですが、ザックが水浸しになったことによりiQOSが故障していました。。笑
恐るべし、屋久島の雨・・・!
荒川登山口から出発!
縄文杉トレッキング当日は朝がめちゃめちゃ早いです。4時半に宿にお迎えがきました。
トレッキングのスタート地点である荒川登山口までは、屋久杉自然館からシャトルバスに乗っていきます。
平日にも関わらずトレッキングの方が沢山いて、乗り場で順番が来るまで待機していました。
その間に朝ごはんを食べたりストレッチをしたり、トレッキングへ向けて徐々に自分の体のエンジンをかけていきましょう。
シャトルバスに乗って35分ほどで荒川登山口に到着します。
トロッコ道
屋久島では昭和44年頃まで、山岳部から森林資源を輸送する手段としてトロッコが使われていたそうです。
廃線となったトロッコが走っていた線路が、現在は登山客のトレッキングルートとして利用されています。
両側に杉や岩や苔などの緑があり、めちゃめちゃ素敵な空間なのですが、8kmほどずーーっとトロッコ道なので途中から眠くなってきます。
立って歩いているのに、そのまま睡眠の世界にいけそうなくらい眠くて、
しりとりや歌を歌いながらなんとか起きていられるように頑張っていました。
足が疲れるよりも寝ないようにするのに必死でした。
初っ端から、こんな形で試練が訪れるなんて予想していなかったです・・・!
そんな中、眠気が覚めるような仕掛けでガイドの方が盛り上げてくれます。
もののけ姫に登場するキャラクターが現れた時はみんなテンションが上がっていました。
ランチタイム
途中、木々の中に腰かけてランチタイムをとります。おやつなども持っていくと楽しさがプラスされると思います!
私たちはランチタイム時が土砂降りだったので、お弁当の中に小さい池ができて、冷水しゃぶしゃぶ弁当と化していました。
思い返すとめちゃめちゃシュールですね・・・!笑
ツアーによってはテントなどの用意もありますが、私たちはすでに全身びしょ濡れだったので、どうでも良くなってテントはお願いせず、そのまま食べていました。
なかなか経験することじゃないと思うので面白かったですよ!
ウィルソン株
ウィルソン株は、430年ほど前に京都の放光寺を建てるために豊臣秀吉の命令で切ったとされる、樹齢3000年ほどの屋久杉の切り株です。
(一説には大阪城築城のためとも言われているそうです)
大正時代に屋久杉を調査し、この切り株のことを世界に発信したアメリカの植物学者のウィルソン博士から名前をいただいているとのことです。
切り株の中は空洞になっていて、一般的な1人暮らしの部屋くらいの広さがありました。
切り口の周囲が13.8mということと、伐採時の推定樹齢が縄文杉とほぼ同じと考えられることから、現存していれば、縄文杉に匹敵するほどの巨木であったとも言われているそうです。
空洞から上を見上げると切り株に穴が空いていて、それがハートの形に見えることから人気のスポットとなっています。
ハートの形に見えるにはコツが必要ですが、角度を微調整してうまい具合に撮ってください。
繁忙期には人で溢れるので、順番待ちになる可能性も・・・!
私たちは帰り道に撮影したためか他のツアーの方はいなかったです。
縄文杉
荒川登山口を出発してから5時間ほどで縄文杉に到着します。
ここまで雨に打たれながらも長時間歩いてきましたが、そんな疲れも一気にぶっ飛ぶほどの感動が巻き起こります。
神々しさが尋常じゃないです。
ずっとずっと、食い入るように見つめていました。
縄文杉は推定樹齢7200年といわれています。
高さ25.3m、周囲16.4mという怪物級のデカさからは生命力や歴史、言葉では言い表せないほどの感情が胸にグッときます。今でもその情景を思い出します。
近くまで行って触ったりすることはできないのですが、展望台から眺めるだけでも距離を感じさせないほどの圧というかパワーをこちらに送ってきます。
本当にすごい!涙が出そうになります・・・
めちゃくちゃ雨が降っていたのに、縄文杉には何故か強烈な光が降り注いでいて、神様に出会ったような感覚でした。(出会ったことないけど)
パワースポットとはまさにこのことですね・・・ず~っと見つめていました。
帰りは縄文杉にいただいたパワーのおかげでだいぶ軽快に足が進みます。
むしろハイになって行きより元気になるくらいです。
行きでトロッコ道は長時間になることが脳内に焼き付いて覚悟できていたせいか、
思ったより短い時間で登山口に到着し、復路の時間は短く感じました。
縄文杉トレッキングの道中には、ここまでご紹介させていただいたスポット以外にも見どころはた~~~くさんあります。
今まで見たことないような木々や苔、岩などの自然に出会うことができるので、1歩踏み出すごとに新しい発見があり、面白くてワクワクがとまりません!(トロッコゾーンは眠いです。笑)
お弁当が水浸しになり、IQOSが壊れても、いい思い出だったと思える縄文杉トレッキング。
是非、体験していただきたいです。
そのほかの島旅ポイント
お風呂
民宿に泊まる方が多いと思うのですが、民宿は基本的にお風呂場がシャワーのみになると思います。
湯船が大好きな私は大浴場を求めて車を走らせたのですが、屋久島JRホテルの大浴場が利用でき、広々としていてよかったです。
島の南側に宿泊した際は、ぜひ利用してみてください。
湯船に浸かってトレッキングや旅の疲れを癒せるのでおすすめです。
お食事
島旅に慣れている方は大丈夫かと思いますが、島ではコンビニやスーパーが24時間営業しているという概念は捨ててください。
街中ではそれなりに食事どころはありますが、街を少し離れると一気になくなります。
島っぽさ全開で、突然の閉店やお休みもあるので、気をつけてくださいね!
トレッキングの日の朝ごはん・お昼ご飯は、宿の方にお弁当を頼んでおくと用意してくれることがほとんどです。
宿で用意できない場合は、朝早くから開いているお弁当屋さんもあるので事前に予約をしておきましょう。
レンタカー
レンタカーは、旅程にあわせてレンタル期間をよく考えましょう。
私たちは、トレッキングの日はレンタカーは不要と思い、初日だけ手配してその日の夕方に返却したのですが、
ウミガメの産卵や星空鑑賞などの夜のイベントに参加するときにあったら便利だったなと思いました。
タクシーなども台数が少ないですし、もはや夜遅くに稼動しているかもわからないので、夜やトレッキングの後などに行動を予定している方は、連日借りておくことをオススメします。
レンタカーがあると食事どころの範囲も広がるので、旅程にあわせて手配をしてみてください♪
自分の思い出を振り返ると、トレッキングを中心とした旅行の際は、
トレッキング前日は次の日が早いので早々と就寝、トレッキング当日も疲れ果てるので速攻爆睡というパターンだったので、
旅程によっては車がなくても問題はないと思います!
✔︎まつばんだレンタカー安房営業所・・・乗用車S/マーチなど(10時間)¥5,500+各種補償
空港からすぐ!送迎もありますが、空港から短い横断歩道を渡ったところにあるアクセス抜群のレンタカー屋さんです。
✔︎ニコニコレンタカー屋久島空港北店・・・軽自動車(1日/12時間以内) ¥2,860+各種補償
価格の安さは抜群!空港から歩くと15分ほどかかりますが、空港送迎もあるので前日までに連絡しましょう。
屋久島へ行こう!
いかがだったでしょうか。
世界自然遺産である屋久島は、独特の気候帯や自然を持ち、ここにしかない植生や動物に出会うことが出来る、神秘的で特別感溢れる島です。
屋久島観光といえば、トレッキングのイメージが強いかもしれませんが、本格的なトレッキングをしなくても充分楽しめるスポットです。
もちろん島のシンボル”縄文杉”に出会えたら、大きなパワーをもらえること間違いなしですが、
縄文杉の他にも魅力的で自然のパワーを感じられるスポットはたくさんあるので、スケジュールや体力と相談しながらベストな旅をしてくださいね。
そして、世界遺産として認められた日本列島の北から南までのさまざまな自然が楽しめる不思議な島なので、是非是非一度は行ってみることをオススメします。
お読みいただきありがとうございました。